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進藤孝生の経歴は?起業した経緯や事業内容とは

進藤孝生さんは新日鐵住金株式会社の代表取締役社長です。新日鐵住金の事業内容は鉄鋼の製造・販売で日本の大手鉄鋼メーカーです。2012年に新日本製鐵が住友金属工業を株式交換して発足しました。粗鋼生産量では日本で一番多く世界でも第三位の規模を誇っています。現在では連結で8万人をこえる従業員がいる一部上場企業です。

世界でもナンバーワンを目指しておりコーポレートスローガンに総合力世界No1の鉄鋼メーカーへと掲げています。進藤孝生さんの経歴は1949年の9月14日年生まれの秋田県秋田市出身です。秋田県立秋田高等学校では生徒会長を務めラグビー部に所属し持ち前のリーダーシップを発揮しチームは全国ベスト4まで進みました。大学は一橋大学経済学部に進学しラグビーを続け主将も経験しました。学生時代に培ったリーダーシップと夢を語り合った仲間とのチームワーク、辛い練習を乗り越えた事が進藤孝生さんの現在の会社経営の根底となっています。大学を卒業し1973年に新日本製鐵に入社しました。

ハーバード大学のハーバード・ビジネス・スクールではMBAを取得し起業や経営学について学びました。その後、総務部、経営企画部といった管理部門でキャリアを積み執行役員経営企画部長、執行役員総務部長、代表取締役副社長を経て社長に就任します。新日鐵では営業活動で人脈を広げ社長になる人が多く管理部門からの社長就任はほとんどおらず2012年12月に社長就任に打診されたときには妻にも心配され四日間悩んだそうです。社長就任に選んだ代表取締役会長の宗岡正二さんはラグビー部で培ってきた優れたリーダーシップとハーバード大学でMBAを取得し学んだグローバルな視点が決め手になったといっています。座右の銘は「Honor is equal」です。名誉は皆に正しく与えられるといったラグビー部で使ってきた言葉です。

社長に就任してからも役割は違えど皆で頑張っていこう、みんなが主役であるという内容を新年の挨拶等に社員に話しています。進藤孝生さんは世界の170の製鉄会社や鉄鋼業界団体が所属する世界鉄鋼協会の副理事も務めています。日本鉄鋼連盟では会長を務め次世代の鉄鋼業界を担う人材確保の育成や鉄鋼業界の社会認知度の向上を目指し製鉄所見学会やワークショップの実施等を行っています。一橋大学のラグビー部のOB会長も務めています。プライベートでは家族は妻と二人の娘がいます。休日はゴルフ、ウオーキング、ラグビー観戦をしています。

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