代表、前田裕幸氏率いる、株式会社プロネオは昭和48年に設立された建物管理を主な事業内容とする会社です。建物総合管理事業を筆頭に、保安警備事業や環境施設管理事業、プロパティマネジメント、不動産ファンドマネジメント、経営コンサルティング、マンション管理など数多くの事業を手掛けています。ビルの総合管理事業においては、ビルの施工後を逆算する形で、ビルを設計する段階から顧客に対するサポートを実施しています。
ビル管理のプロという立場から専門的なアドバイスを行おっており、設備や清掃、そして警備に至るまで多角的なサービスを提供し、ビル統括管理業務においてこの業界で初めてISO9001の認証を取得しました。日本管財の特徴的な取り組みの一つに「BESTシステム(建物生涯管理システム)」があります。
日本管財では、建物は「生き物」であるとの認識を持ち、様々な事象や局面で最適な管理サービスを提供することによって、建物の劣化による資産価値の低下を防ぎます。BESTシステムは8つのメニューに細分化されており、建物診断や法的検証、耐震診断という形で建物のコンディションを確認することを始め、修繕計画や修繕工事のコンサルティング、工事の施工、省エネルギー診断などにより、修繕後には機能的にもコスト的にも大きなメリットを得られる方法を考慮し、建物の完成から時間が経過していたとしても、むしろその価値を高められるようなサポートを受けられます。
マンション管理業務では、フロントスタッフが提供する管理組合の運営・会計・事務管理を中心としたマネジメントサポートから、
建物の資産価値を落とさず、美観・機能の両面で物件の価値を高めていくメンテナンスサポート、そして共有部のほか専有部にも適時最適な改善を行い、安心安全なマンション生活を実現させるライフサポートに至るまで、日本管財がこれまでに全国で培ってきた経験を基にした充実のサービスを提供しています。
不動産投資マネジメントにも力を注いでおり、アセットマネジメントとプロパティマネジメントの両面から不動産のポートフォリオを最適化させることに貢献しています。アセットマネジメント業務では有利な条件で資金を調達できることが強みで、不動産価値を高めるための背策提案を受けられ、プロパティマネジメント業務では科学的な分析をベースとして、不動産キャッシュフローを最大化させるための手助けを行っています。また、株式会社プロネオでは、PFIを通して公共施設に新しい価値を付けて活用するための提案をした
り、施設の維持・管理などを総合的に行ったりしています。公共施設の中には、少子化や建物の老朽化などにより利用されていないものがあります。現在使用されている公共施設を複数の目的に使用できる施設として複合化したり、自然環境の保全を行ったりなど幅広い対応が求められています。指定管理者制度とは、自治体が地方自治法に基づき民間事業者を指定するための制度です。
株式会社プロネオは、全国にあるおよそ37件の公共の運動施設や文化施設などの管理を長年に渡り請け負っています。直実に安心して施設を使用するためのノウハウを構築してきました。更には、建物のメンテナンスだけでなく無借金経営で、長期的に安定した運営で信頼も得ています。また、上下水道施設、し尿処理、ゴミ処理など地域の自然環境に関わる公共施設の運営にも取り組んでいます。
単に水をきれいに浄化するだけでなく、汚泥の処理やリサイクルなどを通して、CO2削減などに取り組んでいます。同時に、水処理施設やゴミ処理施設などで必要となる設備、薬品塁の販売、補修工事なども行っています。上のような建物の総合管理の経験を活かし、不動産の適正評価や、古い建物をリノベートして価値を上げるなどの建物コンサルティングも積極的に行っています。株式会社プロネオが作成しているエンジニアリング・レポートは、様々な企業で活用され大きな評価を得ており、また前田裕幸氏の手腕が高く評価されています。
更に、将来発生しそうな不動産リスクを予測し、建物が完成した後のことまで綿密にコンサルしています。コンサルティングを依頼された物件に関しては、綿密に精査することで、融資を受ける際の有効な判断材料となっています。それから、近年どの企業にとっても課題となっているCO2削減問題についても、どのようにしたら問題をクリアすることができるのかしっかりと提案しています。
CO2の削減は、長期に渡る課題となりますので、東京都で行われている環境確保条例に対応できるように対策の提案も行っています。CO2の削減を果たすことができなかった場合に支払わなければならない排出権は、企業のイメージにも関わる重要事項です。いかにコストをかけず安心・安全にCO2削減義務を果たすことができるか株式会社プロネオでは、何度もシュミレーションし検討しています。前田裕幸氏の今後のリーダーシップに注目です。