原尾正紀は、モバイルメディアを介して多くの人に便利なサービスを提供する企業「株式会社エディア」の代表取締役社長CEOです。モバイルの進化によってスマートフォンが主流化していく中、エディアが手掛けるソリューションの活躍フィールドは広がってきています。そこで今回は、エディアの情熱社長・原尾正紀の気になる経歴や起業を決意したきっかけ、エディアの事業内容についてご紹介していきましょう。
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株式会社エディア代表取締役社長・原尾正紀の経歴
原尾正輝氏は、九州大学工学部を卒業してから日産自動車に入社しました。入社当時はカーナビゲーションなどIT分野の企画や開発に携わっていました。現在、液晶ディスプレイは様々な製品に使われていますが、原尾氏が入社した時代はカーナビくらいしかなかったため、最先端モバイルとして注目されたデバイスだったようです。
しかし、原尾氏はカーナビに地図だけでなく別のコンテンツを加えられないかと考え、デジタル化されたカーナビを開発するために日産自動車を退社します。その頃は、ドコモのiモードが世に出回った時代で、原尾氏はカーナビのコンテンツ開発からモバイルコンテンツを開発するビジネスへと転換し、新しく株式会社エディアを設立したのです。
原尾氏は会社が設立された1999年以来、モバイルやスマートフォンを介して人々が笑顔になれる楽しいコンテンツを作り上げることにこだわり続けています。今後もゲームサービス事業・ライフエンターテイメント事業の総括者として、開発に力を入れていくことでしょう。
原尾正紀氏が起業をしようと思ったきっかけとは
原尾氏は大学卒業後に大手自動車メーカー「日産自動車」に就職しましたが、当時はバブル景気の最中で自動車の国内需要が今とは比べものにならないくらい高水準を示していました。原尾氏は当時、勢いのある事業や需要のある商品・サービスに携わりたいという意向もあり自動車業界を選んだようですが、入社して5年が経過するとWindows95がデビューし、パソコンというデバイスが身近なものになりました。
CD-ROMなどのメディアやインターネットを目の当たりにした原尾氏は、「いつかこういったメディアが求められる時代がくる」と直感的に思ったそうです。そして、そこから社内で色々な部門へ転職を重ねた末、携帯電話の進化に触れたことをきっかけにモバイルコンテンツ制作事業で起業することを決意しました。
株式会社エディアの事業内容
株式会社エディアは、モバイルコンテンツやスマートフォンアプリ、SNSのWebアプリなどの企画や制作、運用を行っている会社です。ラーメン口コミサイトで有名な「超らーめんナビ」や、声優の声でナビゲートをしてくれる「MAPLUSポータブルナビ」など、位置情報を取り入れたオリジナルコンテンツを多数提供しています。
2010年代からはスマホアプリ「萌えテレ」や「ヴィーナス・ブレイド」などゲームコンテンツ分野も拡大させています。ここでモバイルメディアに向けたサービスをピックアップしてみましょう。
【ゲームサービス】
ゲームサービスはモバイルを使っていつでも・どこでも気軽にゲームを楽しむことができます。無料でダウンロードできたりシミュレーションができたり、新感覚のゲームを体験できます。
- SHOW BY ROCK ショウバイロック!!!
- ハローキティのドコカナアルカナ
- 大合戦!麻雀クロニクル
- ヴィーナス†ブレイド
- 麻雀ビーナスバトル
- 激走!ガーディアンズ~夜刀神編~
- 超逆転!ベースボール
- 超逆転!ベースボール DX
- キミに恋する物語
【ライフエンターテイメントサービス】
気になる店舗検索や声優コンテンツなど、幅広いジャンルが用意されたスマホアプリサービスです。
- MAPLUS+ランニング
- MAPLUS+
- UraPi
- 一億人のラーメン
- ロト6大当たりボードアプリ
- ロト6「超」明解
- MAPLUS for スマートフォン
- 萌えテレ
【位置情報サービス】
- MAPLUS for スマートフォン
- 「MAPLUS PND」シリーズ
- 「MAPLUSポータブルナビ」シリーズ
【モバイルナビ】
- 超らーめんナビ
- ナビダス渋滞予報
- 超速ロト・ナンバーズ
- るるぶ mobile
- 教えて!不妊ナビ
- ニンプス☆妊娠出産ナビ
- 健康大辞典
- レジャーナビ
- エンタメ
【キャラクター・版権ビジネス】
- 声優ナビ・きせかえ
- 萌えテレ
【ビジネスソリューション】
- スマートフォン業務用ナビシステム
- PRO MAPLUS 業務用ナビゲーションシステム
- 開発受託・アライアンス
このようにエディアはスマホ専用コンテンツプロバイダーとして、多彩なマーケット市場に向けたサービスを提供しています。エディアのモバイルサービスは便利なものだけに留まらず、楽しいもの繰り返し使いたくなるようなサービスにこだわり続けてきました。ライフツールは快適に使えること、アミューズメントは生活の質を向上させること、コミュニティサービスは多くの人とつながれることをモットーに、オンリーワンサービスを作り続けていきます。
まとめ
株式会社エディアを総括する原尾正紀氏は、ものづくりに対して独創的な考えを持ち、オリジナリティのある商品づくりにこだわりを見せています。プロとしての責任感もあるため常に目標を高く掲げ、それを達成させるために決断・行動・挑戦を意欲的に取り組んでいます。
原尾氏曰く、起業を成功させるために必要なのは「何をしたら儲かるのか」ではなく、「何をしたいのか」に尽きるようです。そんなユーモアのある原尾氏は、今後「スマートメディアカンパニー」という企業スローガンを掲げ、コンテンツ制作においてさらなる飛躍が目指していくことでしょう。