技術

松澤幹夫の経歴は?起業した経緯や事業内容とは

松澤幹夫(まつざわみきお)氏は、電気興業株式会社の代表取締役社長です。
電気興業株式会社とは、昭和25年に海外無線通信のための国策会社である日本無線電信株式会社の第二会社として、電気通信インフラを整備する目的で設立された、高周波機器・電気通信機器の製造・販売、大型通信アンテナの製造・工事を行う電気機器会社です。東京都千代田区に本社を置き、1990年には東京証券取引所の第一部に上場しています。
電気興業株式会社の主な事業内容は、現代の高度情報化社会の基礎となっている通信や放送網の整備と、自動車社会には欠かせない安全の向上を支えるべく、「電気通信部門」と「高周波部門」で最新技術を提供しています。

「電気通信部門」では、携帯電話の基地局アンテナや放送用アンテナなど、極超短波、超短波、短波、中波、長波など各種アンテナや、鉄塔、反射板、各種民生無線機器、CATV機器などの設計・製作・建設・販売を一貫して手がけています。また、メンテナンスなどのアフターサービスまでを含めたトータルシステムを構築しています。
「高周波部門」では、クリーンで効率の良い高周波エネルギーを利用して、自動車や工作機械などの金属部品の強度や耐摩耗性を高める高周波誘導加熱装置、半導体製造プラズマ発生用高周波電源装置、核融合プラズマ加熱用高周波電源装置、高周波加速器用電源装置、各種真空炉の開発・設計・製作を、電気興業株式会社が独自でつくりあげた誘導加熱装置を使って受託加工などを行っています。

この電気興業株式会社の代表取締役社長である松澤幹夫氏の経歴は、昭和23年1月7日生まれの東京都出身で、昭46年3月に成城大学経済学部を卒業後、昭和46年4月電気興業入社しています。昭和59年4月には、電気興業株式会社の秘書室長に就任し、平成7年6月には、取締役秘書室長に就任しています。平成12年6月に専務取締役秘書室長、平成13年6月に代表取締役副社長、平成19年6月代表取締役副会長を経験し、平成25年11月に代表取締役社長に就任しています。松澤幹夫氏は大学を卒業後、現在に至るまで電気興業株式会社に在籍しているので、起業を経験したことはなく、起業に関して困難を乗り越えたという経験もありません。
松澤幹夫氏は、今まで培ってきた技術や信頼を基盤として、日々変化してゆく時代のニーズに合ったそれぞれの製品を製造し販売すること、また、次の新しい世代を予見し、変化に対応した新たな技術の開発や事業分野の開拓を行うことを夢としています。

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