仕事で紡ぐ物語

此本臣吾の過去の経歴は?起業した経緯や事業内容とは

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此本臣吾氏は、株式会社野村総合研究所の代表取締役社長です。
まずは彼の経歴について紹介しましょう。
彼は1960年(昭和58年)2月11日に東京で生まれ、1985年に東京大学大学院工学系研究科産業機械工学を修了しました。
東京大学は起業する学生も多くいますが、彼の場合はその道に進まず、野村総合研究所へ入社をします。

その後は順調にキャリアアップを経験し、1994年には台北支店長、2000年には産業コンサルティング部長を歴任します。
その後も2003年には情報・通信コンサルティング部長、2004年に執行役員アジア・中国事業コンサルティング部長の職も経験しています。

2007年には野村総合研究所のコンサルティング事業の根幹をなす、事業本部の副部長を経て、コンサルティング第三センター長兼技術・産業コンサルティング二部長、そして2010年には先ほど紹介したコンサルティング事業本部の部長へ昇進しました。
此本臣吾は、この頃から常務執行役員となっています。
そして6年後の2016年4月1日に、同社代表取締役に就任したのです。
経営コンサルティング部門出身者で、野村総合研究所の社長に就任したのは、彼が初めてでした。

此本臣吾の主な事業内容は、歴任してきた職業からもわかる通り、アジアや中国などでの事業戦略におけるコンサルティングです。
この分野に関しては2008年2月に、野村総合研究所から「2015年の中国ー胡錦濤政権は何を目指すのか」という単行本も出版しました。
またはじめに述べたように、彼の出身が東京大学の工学系研究科であることから、機械や自動車関連における技術産業政策や戦略にも長けています。

彼はインタビューの中で、クライアントに価値のあるソリューションを提供する上では、現場からのアプローチを重視する必要があるということを述べています。
現場から距離のあるトップマネジメントと、実際に現場で働いている人間との間にある壁を乗り越えた時、初めて問題の解消を担保しうる、実現性のあるソリューションを提供できるというのが、彼の信念の一つです。

彼は「現場に入り込み事実を突き詰める」という言葉を掲げています。
これは野村総合研究所のコンサルティングの前提ともなっている言葉で、皆がこれを達成できるようになることが、同社全体の夢であり、また目標でもあります。
こうすることで腰を据えてじっくりと、分野ごとの専門性を築き上げるという社風が出来上がったのです。

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